最近、いつも使用しているミニアンプの調子が悪くなって来ました。
R側からガサゴソとノイズが出てくるようになったのです。
こういう場合、出力管のエミッションが出なくなって音が歪みだした、ということが経験上多いのですが、今回どうだろうかと、一応、出力管のIpを計測して確認しておくことにしました。

まずは、トランス類に傷が付かない様、養生します。

そしてご開帳。
各計測ポイントにオシロのプローブと、Ip計測用のテスターを接続します。

ノイズが出る方の球のIpは、たったの25.4mAしか流れていません。通常は50‐60mAに調整しています。
オシロで波形を見てみます。
2種類の波形が見ていますが、きれいな正弦波の方は、前段の出力(出力管のグリッド部分)の波形。一方、山が崩れたような波形は、スピーカ端子(8Ωのダミー抵抗あり)の波形です。

入力は問題ないのに、出力が崩れていますので、やはり電流が流れなくなっているからだと思います。
そこで、Ip調整用のボリュームを回して、無理やり60mA程度流してみました。

スピーカ端子の波形を見ると、きれいな正弦波が出るようになりました。

しかし時間を置くと、波形が崩れてきます。

やはりだめか、と思い、ちゃんと動作する出力管に変えたところ、一気に200mAも流れてしまいました。慌てて、60mAほどに戻したので写真はなく、またその後の状況も写真を撮り忘れましたが、ノイズは無くなりきれいな音が出るようになりました。
めでたしめでたし・・・