friendsofvalves 自作真空管オーディオのページ

自作真空管アンプをメインに色々載せていきたいと思います。

ミニ真空管アンプ(26)

久しぶりにミニアンプです。

現在、送信管プッシュプルアンプを製作中ですが、ちょっと部品調達中のためミニアンプの作業になります。

 

今日はこのミニアンプにNFBをかけてみます。

まずは、先週のオフ会で記載しましたが、前段をPhilips ECGの5879に変更しております。

 

幸いなことに、以前つけていたE83Fの場合と同じ定数で問題ありませんでした。

 

オフ会ではNFBは掛けておらず素のままで試聴しましたが、やはり少しはNFBをかけて音質を改造してみたいものです。

 

ただ、NFBを掛けるにも筐体は小さく、もう部品を取り付けるラグ板の空き端子が少なくなっていますので、追加の部品を入れるにはせいぜい抵抗1-2本というところでしょうか。

 

そこで、今回はPG帰還で簡単に済ますことを考えてみました。

 

下記がその回路になります。赤枠内の抵抗Rfを1本追加して、PG帰還を構成します。

 

この回路で、信号成分(交流成分)のみを考えると、vgはRpとRgの並列合成抵抗とRfによって分圧されたvoの電圧になるので、下記の図のβは、Rp, Rg, Rfの3つの抵抗値で記載出来ます。もちろんカップリングコンデンサのリアクタンス成分も影響はあるかと思いますが、ここは無視します。

 

Rfの大きさにより、フィードバックの量βが変わりますが、直流分の影響もあると思いますので、むやみに小さな値にすることは難しいと思います。そこで、今まではトランジスタを用いて直流分を調整しつつ、フィードバックをたくさん掛けられるようにしていました。

 

早速Rfを付けましたが、あとで色々調整できるように、仮付けです。
下記写真の赤枠内の抵抗がRfになり、今は360kΩをつけています。

 

さてここで特性的にどうなったかというと、一番影響あるのはダンピングファクタ(DF)になるかと思います。

 

Rfの取り付け前は、ちょうどDF=2でしたが、PG帰還実施後はDF=2.6となりました。

 

気になる音質ですが、以前よりもまとまりのある音になり艶っぽさが少し増したような気がしますが、実際はどうなのでしょうか。またオフ会に持っていって試したいと思います。